shitemo’s diary

asd.adhdでIQ148の日記

世界最先端の僕らの関係

 

僕には実際に会ったことはないけど

週に数回朝顔を合わせる女の子がいた。

 

彼女との出会いはコロナで

自粛を強いられた4月ごろ。

朝の無料オンライン英会話に友達が誘ってくれたグループに彼女はいた。

 

そこから朝ごはんを毎日お父さんのために作っている話、洗濯している話、子供の世話をしている話、パンにアプリコットをつける話、川に植物を取りに行く話とかいろんな話をした。

 

それが半年くらい続いた頃、

コロナが少し落ち着いてきて

お互いの生活が忙しくなっていき

お互いに話す機会が減り

2度と会うことは無くなった。

 

それから4ヶ月後の12/6とある小劇場の出口で

偶然会った。僕は明らかに気がついていたけれど、なんて声をかけたらいいのか変わらないしそもそも何を話せば良いのかも分からず、ちょろちょろと数分間その場にいたが、用もないので外に出た。(マスクしてたし100%じゃないけどね。)電車も同じのに乗れそうだったけど、別の人だったらおかしいなと思って避けた。少し青春を思い出した。

 

電車に揺られながら

10年後の世界に僕がいた。

バーチャルの世界が当たり前で物理的に会うことの方が珍しいという関係性。

そんな世界に偶然会えたという今の世界では当たり前なのに奇跡に感じる現象を作り出した今日の偶然の出会いにボクは感動した。

 

存在しているのに存在していてもいなくてもどっちでもいいみたいな世界にあなたに会えた幸せを僕は語りたかったんだ。

 

Good morning ,you!

Nice to meet you!